高分子の自己組織化を活用した高輝度フルカラー発光性ナノ粒子の創製

中林千浩
(山形大学 大学院有機材料システム研究科 助教)

2017年8月22日火曜日

第301回やさしい科学技術セミナー

8月17日、第301回やさしい科学技術セミナーの講師を担当しました。
講演タイトルは、「プラスチックで創る次世代エレクトロニクス」です。

様々な機能(例えば、熱に強い・電気を通す・光る・光を吸収する、など)を持つ高分子「機能性高分子」は、現在様々な用途で利用されています。さらに近年、導電性高分子を利用したエレクトロニクス「有機エレクトロニクス」が注目されています。有機エレクトロニクスの利点は、高分子の長所である柔軟性や軽量性をエレクトロニクスに活かすことで、柔軟かつ軽量なディスプレイや照明、電子回路、センサー、太陽電池を開発できることです。本講演では、有機エレクトロニクスの鍵となる導電性高分子の解説、有機エレクトロニクスによって私達の生活はどのように変わるか、などについて講演させて頂きました。

講演後の質疑応答では、「高分子産業は石油に依存していると思うが、石油に依存せずに高分子産業を発展させることはできるのか?」「新しい導電性高分子を設計する時、その設計指針は何から得るのか?」など、鋭い質問に少々驚かされました(笑)。

また、本講演の参加者は、私の母校である三重県立上野高等学校の理数科の学生でした。
高校を卒業以来、後輩の前で話すことは初めての経験でドキドキしましたが、私にとっては非常に有意義な経験となりました。

本講演をサポートして頂きました財団関係者の皆様、三重県立上野高等学校の先生方には、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。





0 件のコメント:

コメントを投稿